XCI-th stone: 夜景
高度250mの東京タワー特別展望台。
東京に来て、一番来たかった場所。
「東京」という街をしっかり見てみたかった。
時刻は18時頃。
すっかり日は地球の裏側へとすすみ、
空は人々の出す光に照らされる。
非常に美しい、どこまでもつづく
光の絨毯だった。
一つ一つの光は誰かが
何かのためにつけている
だからそれぞれの光には
それぞれの人の想いがつまっている
光の数だけ人の想いがあり
それだけたくさんの人の思いが
これだけの夜景を作り出してる
その光の下ではさまざまな
感情がぶつかり合ってる
愛や、喜びや、悲しみや、怒りが
その光の数だけぶつかり合ってる
そんな風にしてみると夜景が単にきれい
とかではなくて 非常に暖かく、人間味のある、
中身のつまった 景色にみえてくる
人の想いのパワーには圧倒される
人が活動する上で根本になる
「心」、それに宿る「想い」
それが、ぶつかる場所に生まれる光
そんな「人」の素敵さが感じられた瞬間
必ずまた来たいと心から想う
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