XXXVII-th stone: 読みたい本
読みたい本が増えてきたのでこの辺にメモしておこう。
・"ソフィーの世界" 普及版 (下) ヨースタイン・ゴルデル著
上巻は読了したが、哲学の歴史が時の流れとともに物語調にまとめてあって非常におもしろい。
・"科学革命の構造" トーマス・クーン著
( Thomas Khun "The Structure of Scientific Revolution")
新しい発見をするには今までの方法論では発見できない。アインシュタインが時間と質量の関係を結ぶために相対論という新たな考え方を出したり、古典力学で解明できなかった物を粒子と波を同一視した量子力学という学問によって解明したように。こんないろいろな時代に起こった科学革命に関する考察
・"科学的発見の論理"(上下) カール・R・ポパー
(Karl R Popper "Logic of Scientific Discovery")
科学哲学の古典の一つであると同時に、「確率」という概念の解釈に関する鋭い論究。分析哲学の立場に立つ本書の内容は、仮説の反証可能性に関する議論から、1930年代当時ハイゼンベルグの不確定性原理をめぐって論争が行われていた量子力学の統計的解釈にまで及んでおり、哲学のみならず物理学に興味をもつ学生にとっても教えられることが多いらしい。
・"磁力と重力の発見"(1〜3巻) 山本義隆著
本書は科学、特に現代では自然科学と呼ばれる分野をギリシャ時代から説き起こしたもの
・"ゲーデル、エッシャー、バッハ──あるいは不思議の環" ダグラス・R・ホフスタッター著
本書は数学、絵画、音楽の分野における3人の天才の偉大な業績を取り上げて、その共通性(たとえば、再帰的構造とか「図と地」の関係など)を明らかにしたもの。
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