LVIII-th stone: Alan J. Perlis
今回は第一回チューリング賞受賞者であるAlan J. Perlis(1922--1990)について書く事にする。
彼は1996年に「高度なプログラミング技術とそのコンパイラ開発における多大な貢献」についてチューリング賞を受賞した。
彼は1943年に化学でCarnegie Institute of Technologyにて学士を取得。その後マサチューセッツ工科大学にて数学で修士(1949)と博士(1950)を取得。修士取得から博士取得まで1年しかかかっていない所に彼の偉才さが伺える。
その後の彼の研究人生において彼はプログラミング言語についての興味を貫いている。1950年代半ば、彼はPurdue大学にてIT(Internal Translator) コンパイラを開発。ACMのコミッティチェアに就任し1957年にはプログラミング言語ALGOLの開発に参加。このALGOLは第二世代のプログラミング言語とよばれており、後のPSCALや数多くのプログラミング言語を生み、それらを開発するための礎となった。後に彼はYale大学にてAPLの開発にも携わった。
彼はそんな研究人生を通してEPIGRAMS on PROGRAMMINGというものを残している。
・http://www-pu.informatik.uni-tuebingen.de/users/klaeren/epigrams.html
・http://www-2.cs.cmu.edu/afs/cs.cmu.edu/Web/csd/perlis.html
参考文献
・http://www.cbi.umn.edu/collections/inv/cbi00064.html
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