Monday, December 08, 2003

XXV-th stone: 目的は手段を正当化する?

先日、学部時代に入っていたサークルの先輩が結婚されるとのことで、その2次会に呼ばれて、参加してきた。新郎新婦ともにとても幸せそうでとても楽しい会だった。幹事の方も本当にご苦労様でした、と労いの声をかけ、帰ってきた。そこでは久しぶりにサークルのほかの先輩の面々も勢ぞろいだった。

そこでの話の途中でこんな会話があった。
「目的は手段を正当化するって言葉があるだろ?自分がそれをしたいからとか、こういう結果がほしいから、こうする。自分の倫理観や価値観にあってるから、これでいいんだ。って思ってやるというのは、いかがなものか?この言葉の言うとおり、目的が欲しいので自分には非常に寛容になりがちだ。」
非常に説得力の有る言葉だと思う。僕も、何か行動を起こすときはそれが自分の価値観や倫理観にあっているかどうかは確認する事が多いがこの手段を正当化してしまっているかどうかは、考えた事がなかった。自分では自分をみつめ、自分を良く知った上で選択した行動であっても、それは目的を達成するために寛容になっていて、自分の価値観、倫理観にあわせようという思考の結果かもしれないのだ。

この言葉を聞いて、それを選択しようと思ったとき、もういちど自分を客観的にみて、もう一度再考する習慣を身に付けたいものだ。


【追記】edge searchingについて、先日の条件だと、すべての点が偶点(次数が偶数の頂点)であった場合は1.奇点が存在する(必ず偶数個存在する)場合にはその奇点の数の半分でできてしまう。先日の投稿中の以下の点を訂正する。
誤「最小人数は何人だろうか?一度clearになったら再度汚染されることはないとし、clearになったedgeは後戻りはできない」
正「グラフ中に同時に存在するclearerを最小にするためにはどうしたらいいだろうか?また、clearerによってguardされていない汚染された辺に隣接された辺はclearしても、次のステップで再汚染されてしまう。」

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