XXIII-th stone: 悪循環
前回のゼミで発見した問題が、解けそうな気がしたのだが(半分ぐらいは実際解けた)、よーく調べてみると、完全に解かれている模様。最近このパターンが多いので、結構悩んでいる。解けそうな問題があると飛びつく悪い癖である。結果が調べたいのだが、そういう時に限って、インターネットというのは非常に不便である。テキスト検索しかできない!私は「これこれこういう定理(または事実)」が既に証明済みか、openなままかを知りたいのだ!こういったときにインターネットは役に立ったためしがない。まぁ、文句ばかりいっていてもしょうがないからということで、頑張ってキーワード検索でいろいろ試していると、よさそうな論文というのはたまに見つかったりするが、それより先に検索していても頭でその問題を考えているのだ。で、「お?できるんじゃないか?」なんて思いついたとたん、キーボードからは手がはなれて、メモ用紙とペンに向かってしまう。
この世にはopen problemリストのようなものはないのだろうか?実際surveyなどもあるにはあるが、それも著者によってわかっている事実ばかり並んでいるものが大半なような気がする。まぁ、結果の表現の方法は多々ある。よってopenなproblemリストがあったところで、部分的にしか解けてなくても(条件付で証明できた等)、結果として十分報告される可能性がある。が。しかしあったらあったでとても便利なのだが。
頭を使って考えるのは良い事だと思うが、研究結果につながるかどうか、よく調べた上で考え始める事にするしか方法はないのかもしれない。問題を発見した時に読んでいた論文の著者等に問い合わせたりしみてもよいかもしれないが。
なんと言ったところで、修士論文はまた瀕死の状態に逆戻りなのは事実なようだ。
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